阿部研究室,学生・院生募集!

これまで航空宇宙工学科には,宇宙科学(天文学・惑星科学)の専門家がいませんでしたが,阿部研究室では「流星(Meteoroids/Meteors),隕石(Meteorites),小惑星(Asteroids),彗星(Comets)」などの太陽系小天体(Solar System Small Bodies)を対象に複数のユニークなプロジェクト研究に取り組んでいます。

大学は専門的な学問を学ぶ場だけではなく,幅広い知識を得る場でもあります。分野横断的な視野で問題設定を行い,手段を講じ解決へ導くという過程を,自らが主体となって行う活動が研究です。阿部研究室では,航空宇宙工学科で学んできた基礎に加え,宇宙科学・惑星科学・天文学などの応用分野も学びながら,「観測,実験,探査,開発,数値計算」の手法を駆使して未解明の宇宙科学のテーマについて取り組んでいます。

地球・惑星・太陽系物理学の分野は,人類が共有できる知的好奇心の対象であり,エンジニアリングを活用しながらサイエンスを進めることができる,恰好の基礎科学の実験室だと言えます。サイエンスに王道はありません。創造力こそがサイエンスを発展させます。そして,創造力を実現させるのがエンジニアリングです。”I built a laboratory where leaps of the imagination were combined with remarkable feats of engineering. (Steve Jobs)”「創造力の飛躍に素晴らしいエンジニアリングを結びつけること」ができる研究室にしていきたいと考えてます。

阿部研究室では,国内外の大学,宇宙機関,企業などとの共同プロジェクトに複数取り組んでいます。本格的な研究に取り組むためには,大学院への進学を強く薦めます。博士後期課程へ進学する大学院生も募集しています(博士・工学の学位を取得できます)。例年の修士課程修了予定者の就職状況を見ると,就職活動開始の早い時期に内定を獲得するケースが多く,一般的に学部卒より有利です。また,例年の就職率は100%です。日本学生支援機構の奨学金以外にも,日本大学(本部,理工学部),企業,団体などが提供する多くの奨学金制度がありますので,教務課が発行する「案内用冊子」を参照してください。また,大学院生には,教員による教育活動を補佐するTA(Teaching Assistant)制度があり,手当が支給されるだけでなく,自身のキャリア形成にも役立ちます。

研究室配属を予定している学部3年生は,毎年2月初旬に学科が開催する研究室全体説明会と,3月初旬頃に開催される研究室個別の説明会に必ず参加してください(研究室説明会に参加できない場合は,必ず連絡を取ってください)。また,「航空宇宙工学工房演習(1-3年次)」を通して,研究室の活動にインターン学生として参加することもできます。

大学院を志望する学生(内部生,外部生に関わらず)は,必ず指導教官(阿部新助)に事前にアポイントを取り面談を受けてください(連絡先)。大学院一般入試(7月,9月)か大学院推薦入試(7月)を受験することになります。

詳しい研究内容・テーマについては,研究室配属前後に個別に相談します。また,学年を問わず,研究・進路に関する相談は随時受け付けています。

中高校生の皆さんは,宇宙を学べる大学一覧スタディサプリ 進路も参照してください。

Recruit graduate research

Abe Laboratory's research is focused on science topics related with "Solar System Small Bodies" such as "Meteoroids, Meteors, Meteorites, Asteroids, Comets and Astrobiology" mainly in the solar system.

Currently we are working on several projects collaborating with universities, space agencies, and companies in Japan and foreign countries.

Those students who are willing to apply for graduate school, please be sure to take an appointment with Prof. Abe before an interview. Your research subjects will be consulted carefully before the entrance examination which will be held in December.

Copyright (C) ABE Lab All Rights Reserved.