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ABE Lab 日本大学理工学部航空宇宙工学科 (船橋キャンパス)

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News

2019/6/13

2010年6月13日 (9年前の今日)。その遺伝子を継いだ後継機の「はやぶさ2」は,低高度降下観測運用(PPTD-TM1B)実施中。万事順調に運び,来年は,「はやぶさ2」をお迎えできますように!

2019/5/26

BSフジ「もしもで考える…なるほど!なっとく塾」5月26日(日)放送:航空宇宙工学科 阿部新助准教授がスタジオ出演します。
2019年5月26日(日) 17:00~17:55 BSフジ

2019/5/16

JAXA/ISAS 超高速衝突実験設備を用いた月面衝突閃光解明の為の実験を行いました。日大・電通大・立教大から総勢11名が参加し、カメラ11台;近紫外線・可視光線・近赤外線・中間赤外線の波長範囲の超高速分光・撮像の同時計測を秒速約6.5kmのショットを真空度を変化させながら合計11回成功させることができました。

2019/5/6

阿部研の卒研生・工房演習インターン・宇宙科学研究会メンバーの歓迎会を開催しました。研究室メンバ(15名)+工房演習生(11名)+宇宙科学研究会メンバ(17名)が阿部ラボの研究活動に参加します。

2019/4/19


小惑星探査機「はやぶさ2」観測成果論文のScience誌掲載について(JAXA)
本研究は米国の科学雑誌『Science』に掲載されています。日本大学が共著となった論文; S. Sugita et al., "The geomorphology, color, and thermal properties of Ryugu: Implications for parent-body processes", Science, Vol. 364, Issue 6437, 19 Apr 2019.

2019/4/16

(株)ALEにて人工流星プロジェクト年度初めキックオフ会議を開催し,研究室新メンバーも参加しました。

2019/4/11

阿部研・「宇宙科学研究会」スタート。興味のある新入生はお誘い合わせの上,説明会に参加してください。

2019/4/4-5

M2のMr.増田陽介が「はやぶさ2」サイエンスチームに加わりました.主にLIDARを使った小惑星表面地形の解析を行います。 早速,4/4-4/5の衝突装置(SCIクレーター生成)運用に参加。

2019/4/1

Mr.布施綾太先生が航空宇宙工学科(阿部研究室)・助手に着任しました。今後の活躍を期待しています!
B4

2019/3/11-13



Lunar impact flash test using hyper-velocity impact facility at JAXA/ISAS.
JAXA宇宙科学研究所において,超高速衝突実験設備を用いた年度内最終となる月面衝突閃光実験を実施させていただきました。研究室の学部生・院生が頑張り,9台ものカメラを同時運用。今回は,500万fps(露光200ns)の超高速2次元分光を達成することにも初めて成功し,次回の実験に向けた波長10-12μmの熱赤外カメラのテストも実施できました。JAXA職員の皆様,電気通信大学・柳澤先生,立教大学・福原先生には,多大なご協力を頂きました。

2019/3/5

JSPS日仏二国間交流事業報告会「月面衝突閃光観測」@日大理工(船橋キャンパス)を開催しました。 来年度も引き続き観測は継続し,データのまとめと論文化にも取り組んで行きます。

2019/2/28

宇宙科学に関する室内実験シンポジウム(JAXA/ISAS)で,M2のMr.布施綾太が研究発表を行いました。

2019/2/22

Hayabusa2 Touch-down on the surface of asteroid Ryugu to get samples! Fortunately I could participate in operating LIDAR during spacecraft descent during the 1st touch-down.




HAYABUSA2 Touchdown!! 2019年(平成31年),以下全て日本時間(およその時間)で示す。これらの時刻は地上局で電波を受信した時刻であるが,地球と小惑星リュウグウの距離は約3億4千万kmあり,光(電波)の速さで片道19分の距離であるため,実際に探査機・小惑星でイベントが起きた時刻は,19分前になる。
レーザー高度計LIDAR(LIght Detection And Ranging)のサイエンス側のタッチダウン運用のため,前夜から運用室に篭った。予定より約5時間遅れの降下開始となったが,当初予定の秒速40cmの降下速度から秒速90cmまで増速したことで,高度5000m付近で計画軌道に追いつき降下速度を秒速10cmに減速。また,カリフォルニア・モハベ砂漠にあるNASA/JPLのゴールドストーン深宇宙通信アンテナ局では,極めて珍しい(10年振りの?)雪が振り通信速度が落ちていたが,通常の直径34mアンテナに加え,直径70mアンテナも使えたため地球からのコマンドが探査機に届いた。不幸中の幸いであった。午前6時40分過ぎに高度300mに到達し,LIDARが遠距離モードから完全に近距離モードに切り替わり一安心(ここで近距離モードに切り替わり測距に十分なシグナルが得られないとアボート=降下中止になる)。7時15分頃には直下点高度100mに到達し,順調に降下を続ける。7時26分に高度45mに到達し,姿勢変更により高速データ通信用の指向性の高いハイゲインアンテナ(HGA)が地球方向から外れるため,指向性の広いローゲインアンテナ(LGA)に切り替わった。もはや情報が乗っていない,か細いビーコン電波でのみしか地球と繋がっていない。管制室の巨大スクリーンに映し出されるビーコン電波のドップラー変位とJAXA臼田アンテナからのシグナル変動が,まるで心電図のように,探査機「はやぶさ2」が3.4億km彼方で生きている証拠を伝えてくれた。小惑星の自転により徐々にターゲットマーカーが探査機の広角航法カメラONC-W1の視野に入って来るはず。「はやぶさ」初号機で実績のある小天体表面の特徴点を計測し自律6自由度制御で航法誘導を行うGCP-NAV(Ground Control Point NAVigation)で,表面に投下されている18万人の名前が刻まれたターゲットマーカーにフラッシュライトを浴びせながら小惑星表面へと導かれて行く。もやは地球から光の速さで指令を送っても,タッチダウン・イベントが進む小惑星時間には追いつけない。レーザー高度計もLIDARから4本ビームの近距離高度計LRFに切り替わった。7時38分,高度8.5mでホバリング体制に入った。ここから獲物を狙うハヤブサのごとく,探査機自身がカルマンフィルターを駆使してターゲット地点上空をホバリングする。管制室は静まり返り,誰もが巨大スクリーンに映し出される時間と共に変化する視線方向速度が分かるドップラー変位グラフの上下変化に注視する。7時46分,ドップラーが上(プラス側; 地球から離れる側)に振れ始める。探査機が地球から離れる方向,「はやぶさ2」がリュウグウ表面の着地地点を自ら捉えて,躊躇いなく降下を開始したことを示した。「よし行った!」誰かが叫ぶ。探査機「はやぶさ2」は,高度8.5mからの最終降下を開始。一部歓声が上がったが,まだタッチダウンではない。そして,ドップラー変位が止まった。リュウグウ表面にタッチしたのか!? 管制室の誰もが息を飲む瞬間だった。次の瞬間,ドップラー変位が下(マイナス側; 地球に近づく側)に大きく振れた。上昇に転じたのだ。7時48分(小惑星時刻 7時29分10秒)。小惑星リュウグウにタッチダウンした!! 管制室内が大きな拍手と歓喜に包まれた。2005年11月26日午前7時7分,初号機「はやぶさ」が小惑星イトカワにタッチダウンしてから13年3ケ月振りに人類は再び,それも同じ日本の宇宙探査船シリーズによって小惑星の表面に降り立った瞬間だった。2つの歴史的瞬間に現場で立ち会えた小職は,なんと幸運なんだろう。タッチダウンの20分後には,探査機のハイゲインアンテナが地球を向き,タッチダウン直後のデータが送られてきた。サンプラーホーンに取り付けられた温度センサーは,タッチダウン時刻から熱伝導の遅れを表す温度上昇を示しており,弾丸を発射した際の爆薬点火の確実な証拠となった。タッチダウン前後に撮影された画像が届くと,驚愕の様子が写り込んでいた。「はやぶさ」初号機も撮影したが,タッチダウン後に姿勢を崩して電力を失い,メモリがリセットされて地球に送信できなかった待ち焦がれた画像の数々。「はやぶさ2」が初号機のリベンジを果たしてくれた最高のタッチダウン記念日となった。
阿部研究室が関与する「はやぶさ初号機」「はやぶさ2」のリンク集
  1. 「はやぶさ2」レーザ高度計による形状モデル
  2. 初測距に成功!(千葉工業大学・惑星探査研究センター)
  3. はやぶさ2プロジェクト;レーザ高度計「LIDAR」を約2年ぶりに立ち上げました(JAXA/ISAS)
  4. はやぶさ2のレーザ高度計 LIDAR (JAXA/ISAS)
  5. はやぶさ・ライダーによる質量の決定とイトカワの素顔の内側 (JAXA/ISAS)
  6. はやぶさ・レーザ高度計(LIDAR)による科学成果 (JAXA)
  7. はやぶさ探査機による小惑星イトカワの質量と局所地形の計測 (Nature論文プレスリリース)
  8. 「はやぶさ」おかえりー ~NC-R550aが捉えた最後の輝き (NEC)

2019/2/15

Mini-workshop on Asteroids & Meteoroids @ Nihon Universityを開催しました。

2019/2/12-14

Int'l Symposium on Dust & Parent Bodies 2019 (IDP; 太陽系ダストと母天体・国際ワークショップ)にて,院生のMr.弘田旭が修論内容の口頭発表を行いました。

2019/1/18

2019年(平成31年)1月18日9時50分20秒(日本標準時),革新的衛星技術実証1号機,MicroDragon,RISESAT,ALE-1,OrigamiSat-1,Aoba VELOX-IV,NEXUSを搭載したイプシロンロケット4号機がJAXA内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ,搭載7機の全てが正常に分離されました。ALE-1には,阿部研究室が協力して開発した400粒の流星源が搭載されています。今後,ALE-1は軌道を調整した後,2020年春の人工流れ星実験の本番に向けて,地上観測の準備を進めて参ります。また,地球大気中での流星現象の数値モデル計算を進めて,人工流れ星の観測データと比較することで,地球大気圏突入体の理論モデルの改善や発光環境の理解を探究して参ります。引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

打ち上げ直前にALEメンバーらと撮影したスナップ。
阿部研が現地にて撮影した映像・画像のまとめ。
株式会社ALEの人工衛星初号機ALE-1が「革新的衛星技術実証1号機/イプシロンロケット4号機」の相乗りで,2019年1月17日に鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げられます。阿部研からは3名が現地に乗り込み打ち上げに臨む予定。

■初号機開発に携わっていただいた方々のコメント(阿部新助)

2018/12/13-15

ふたご座流星群観測と,ふたご座流星群に伴う月面衝突閃光観測を実施しました。観測期間中,月面衝突閃光の共同研究者であるフランス・ニース天文台・Dr. Chrysa Avdelidou(12/13-16),会津大学・山田竜平先生(12/13-14),立教大学・福原哲哉先生(12/10)がAbeLaboを訪問・滞在しました。40cm月面衝突専用望遠鏡(理工学研究所先導研究助成),熱赤外カメラ(立教大・福原先生開発,探査機あかつき,はやぶさ2,UNIFORM-1, Rising-2搭載同等品)などを使用。


2018/12/3-4

ホテル三日月「龍宮城」で開催された「Hayabusa2 Joint Science Team Meeting」に参加しました。

2018/11/29

アメリカ・ブラウン大学の廣井孝弘先生をお招きし,招待講演と研究議論を行いました。

2018/11/24

11月24日(土)15:00から、タワー・スコラ 5階 S505教室(駿河台キャンパス)にて 日本大学理工学部出身の天文学者による「天文宇宙科学最前線セミナー」を開催します。

2018/11/13

テクノプレイス15前にて、ガンダム望遠鏡を囲んで卒業アルバム用写真撮影。

2018/11/5

月刊・星ナビ12月号(アストロアーツ)の流星スペクトル特集記事の「流星の物理(第一弾)」を執筆しました。

2018/11/3-4

第11回スペースガード研究会、平山族発見から100年記念集会(千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス)にて、研究室の院生2名(Mr.加藤遼,Mr.船橋和博)が口頭発表を行いました。

2018/10/29-30


Lunar impact flash test using hyper-velocity impact facility at JAXA/ISAS. JAXA宇宙科学研究所において,超高速衝突実験設備を用いた月面衝突閃光実験実験を実施しました。今回の実験により、超高速分光計測の実験手法をほぼ確立することができました。

2018/10/24-26

第62回宇宙科学技術連合講演会(久留米シティプラザ)にて、研究室の院生2名(Mr.松山誉、Mr.布施綾太)が口頭発表を行いました。

2018/10/19-20

次期小惑星フライバイミッション「DESTINY+」ターゲット天体の分光観測を研究室小惑星メンバーと南米チリのSOAR4.1m望遠鏡を用いて2日間行い、良質なデータ取得に成功。

2018/10/17-19

日本惑星科学会・秋季講演会(旭川市科学館サイパル)にて、研究室の院生4名(Mr.船橋和博,Mr.加藤遼,Mr.弘田旭,Mr.布施綾太)が口頭発表を行いました。

2018/9/13-15

伊豆大島にて研究室夏合宿を行いました。

2018/7/9-11,8/20-24,27-31

JAXA宇宙科学研究所において,超高速衝突実験設備を用いた月面衝突閃光実験および,アーク加熱風洞を用いた流星アブレーション実験を実施しました。

2018/8/6-8

物質状態方程式を考慮した衝撃波計算コード「iSALE」勉強会に3日間,研究室で参加しました。国立天文台CfCAの896コア(246ノード)を使った天体衝突シミュレーション計算の初歩をマスター。

2018/8/1-2

幕張火星観望会は,一般参加者5079名(8/1;2720名, 8/2;2359名,スタッフ404名(8/1;187名, 8/2;217名),望遠鏡台数135台(8/1;65台. 8/2;70台)となり,事故もなく大盛況となりました。日大理工からは,60名(8/1;28名, 8/2;32名)の学生スタッフ(短期大学部;16名,理工学部航空宇宙工学科;10名,理工学研究科航空宇宙工学専攻;8名, 阿部研究室;17名)が参加して,望遠鏡27台(25台は,株式会社ビクセンよりご提供)を使った火星・木星・土星・金星観望の中枢を担いました。また,阿部研究室の口径28cm望遠鏡の惑星映像は,富士通株式会社の協力によりイオンモール幕張新都心・グランドモール内の巨大モニタにライブ中継されて,MCの塚田健さん(平塚市博物館)と山岸愛梨さん(ウェザーニューズ)によって解説され,阿部自身も屋内イベント(講演会)にも貢献させていただきました。実行委員長の鈴木文二さん(渋谷教育学園幕張中学校・高等学校),幕張火星観望会実行委員会および共催・協力メンバーの皆様にはイベント立ち上げ当初から大変お世話になりました。協賛,後援の皆様にも感謝の意を表します。

2018/7/31

ギネス級世紀の大観望会,いよいよ8月1日16時(モール内イベント)スタート。観望会は,両日18:00-21:30に開催。参加無料,申し込み不要。

2018/7/28

7月27日(金)の日大理工(船橋キャンパス)観望会には,92名の参加者とスタッフ62名の154名が集まりました。御礼申し上げます。なお,7月28日(土)の日大理工(船橋キャンパス)観望会は,台風接近のため中止となりました。

2018/7/2

15年ぶりの火星大接近を迎えて,ネットワークの画像を楽しむだけでなく,「ホンモノの火星を自らの眼で見る」ために,以下の一般観望会イベントを企画しました。 真夏の夜を彩る惑星達をいっしょに楽しみませんか?みなさまお誘い合わせのうえご参加ください。
  1. (1) 7/27,28 日大理工船橋キャンパス
  2. (2) 8/1,2 イオンモール幕張新都心前

2018/6/26


ライダー初測距に成功!

「はやぶさ2」搭載 LIDARは,送信したレーザがターゲットの表面にあたって,返ってくるまでの時間から距離を測る装置です.しかしターゲットが遠くなると返ってくる光の量はわずかになります.また,信号をいつまでも待ち続けるわけにもいきません.このため,装置が射出するレーザのエネルギーや光を受ける望遠鏡部は測りたい距離に応じて設計されています.
 「はやぶさ2」LIDAR の場合,ターゲットからの距離が25km以下の時に距離を測るように設計されています.それでもターゲットの反射率や地形など,いくつかの要因が絡んでくるため,小惑星リュウグウとの距離が50kmを下回る6月22日から運用のたびにレーザを撃って,返ってくる光の信号が得られないか確認してきました.しかしなかなか信号が確認できまぜん.レーザも望遠鏡視野も細く絞られているので,もしかすると探査機が向いている方向が悪いのかも...などとやきもきする日々を過ごしてきました.
 6月26日になってようやく,信号を捉えることに成功しました.測距できた距離は22.4キロメートル.当初の想定より近づかないと測距できなかったのは,リュウグウの反射率が予測よりも小さい事を意味しているのかもしれませんし,そろばん型をしているために探査機から見て斜面ばかりで光がうまく返ってこなかったからかもしれません.今後の詳細解析待ちです.これまで,LIDAR初観測のためにサポートして頂いたプロジェクトと開発メーカの皆さんに感謝します.
 「はやぶさ2」はリュウグウに20kmまで近づきます.これに伴って,LIDARの測距精度や受信エネルギーの測定(表面物質の反射率を割り出して,物質分布に迫ります)の精度も上がると期待されます.乞うご期待!
「はやぶさ2」搭載LIDAR は, 国立天文台/JAXA /千葉工大/会津大/日本大/大阪大 の協力で開発・運用されています.
Light Detection and Ranging (LIDAR)
阿部研究室が関与する「はやぶさ初号機」「はやぶさ2」のリンク
  1. 初測距に成功!(千葉工業大学・惑星探査研究センター)
  2. はやぶさ2プロジェクト;レーザー高度計「LIDAR」を約2年ぶりに立ち上げました(JAXA/ISAS)
  3. はやぶさ2のレーザ高度計 LIDAR (JAXA/ISAS)
  4. はやぶさ・ライダーによる質量の決定とイトカワの素顔の内側 (JAXA/ISAS)
  5. はやぶさ・レーザ高度計(LIDAR)による科学成果 (JAXA)
  6. はやぶさ探査機による小惑星イトカワの質量と局所地形の計測 (Nature論文プレスリリース)
  7. 「はやぶさ」おかえりー ~NC-R550aが捉えた最後の輝き (NEC)

2018/4/23

卒研生とインターン生の歓迎会を行いました。

2018/4/18-21

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用採択課題「MUレーダーと木曽シュミット望遠鏡Tomo-e GOZENカメラを用いた超微光流星の同時観測」(日本大学理工学部・スウェーデン宇宙物理学研究所・東京大学天文学教育研究センター・国立極地研究所・国立天文台・京都大学生存圏研究所の共同研究)の試験観測を実施しました。世界初となる大型レーダーと光学望遠鏡(+超高感度CMOSカメラ)を用いた微光流星の同時観測に成功し、数千個の流星の膨大なデータ解析を進めています(解析は年度内まで掛かる見通し)。今回の試験観測結果を踏まえ、観測史上最も暗い13等級の流星(空の暗い場所で人間が通常視認できる3等級の流星よりも約1万倍も暗い)までの超微光流星の観測を行い,直径約数10μmまでの惑星間塵(メテオロイド)の軌道,サイズ分布,空間密度,組成についてのビックデータを取得して,太陽系小天体の起源と進化に一石を投じる研究に繋げる計画です。

2018/4/17

平成30年度にイプシロンロケットでの打上げを予定している「革新的衛星技術実証一号機」は,JAXAがベンチャー企業の力を利用して開発する「小型実証衛星一号機」(7つの実証テーマを搭載)と,6機の超小型衛星・キューブサットの計7機の衛星で構成されています。阿部研究室が協力している超小型衛星『人工流れ星実証衛星「ALE-1」』の搭載も発表されました。本学科・宮崎・山﨑研のキューブサット『アマチュア通信技術実証衛星「NEXUS」』も同じイプシロンロケットに載りますね。人工流れ星実証に重要な「軌道」にどれだけ近づけるか,分離シーケンスが気になるところ。。。。

2018/3/30

帝京大学理工学部航空宇宙工学科の河村先生のご協力を得て,宇都宮キャンパスのスペースチャンバをお借りして,我々が開発中の月面衝突閃光カメラ「DELPHINUS」の熱真空試験を行いました(2月にEM(Engineering Model),3月にFM(Flight Model))。コリメータからの可視光をチャンバーの外から観測窓を等して真空層内のカメラへ導入して,FPGAを介して画像の取得を行ないながら,MTF(Modulation Transfer Function)計測,PSF(Point Spread Function)計測を実施して,真空中での結像性能が要求に達していることを確認しています。本カメラの開発は,東京大学・JAXAのサポートのもと,日本大学大学院理工学研究科 航空宇宙工学専攻・阿部研究室,電気通信大学大学院情報理工学研究科・柳澤研究室,東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻・中須賀・船瀬研究室,JAXA,そして,共同開発を行なっているメーカー/大学(COSINA, WATEC, 北大, 東北大)と実施しております。6U探査機EQUULEUSに搭載されるまでは,まだ幾つか単体試験が続きます。搭載後はいよいよFM-AIT開始。ケネディー宇宙センターから月へ向けて旅経つ日を夢見て!

2018/03/15

リクルートが運営する「スタディサプリ 進路」に阿部研究室が掲載されました。

2018/02/26-28

2020年,JAXAが打ち上げ予定の次期小天体探査ミッション「DESTINY+」に関連した「ダストと母天体に関する国際シンポジウム」(International Symposium on Dust & Parent Bodies)が千葉工業大学・惑星探査研究センターで開催され,阿部研究室からは大学院生らのポスター発表招待講演を行いました。

2018/02/23

修論発表会,卒論発表会,M1中間発表会,怒涛の発表週間が終了。研究室メンバーも無事に研究発表を終え,M2の提案で研究室役員引き継ぎ投票選挙も行われ無事決定。

2018/02/19

B4・増田陽介くんが,H29年度第61回理工学部学術講演会優秀発表賞を受賞しました。発表タイトルは「深宇宙探査機エクレウス搭載カメラ・デルフィヌスによる月面衝突閃光の観測」です。おめでとうございます。

2018/01/31

1月31日の皆既月蝕を,3号館屋上にて観測しました。空一面の曇天でしたが,月食開始直前に快晴となり,皆既終了までクリアな夜空が広がり,月蝕後に再び曇天となり,ラッキーな観測となりました。皆既中は,月面衝突閃光の協定観測(日大-電通大-JAXA/ISAS),中間赤外線望遠鏡を用いた月面レゴリス熱放射の月食中の変化を狙った観測を実施しました(空の水蒸気量が多く赤外線では月は殆ど見えず)。航宇の多くの学生も屋上で観望していましたね(寒空の下,最後まで屋上にいたのは,うちの研究室メンバーだけでしたが)。卒業予定の学部生らにとっては,アカハラともなり兼ねない極寒の中での最後の観測となりました(この2ヶ月で2400分の観測耐久時間を記録)。直前までドン曇りで観測中止宣言をしたのですが,急展開にも関わらず重量機材を速攻でセットアップして観測に間に合わせたのは鍛錬の賜物。お疲れ様でした。卒論期待しています!

ターコイズ・ブルー(ターコイズ・フリンジ)。皆既月食では,成層圏を通過する太陽光がレイリー散乱されて夕日と同じ原理で赤い成分が地球の影に回りんで皆既中の月面を赤く染めるが,成層圏上部のオゾン層では紫外線や青い光は赤い光よりも散乱されやすいため,皆既直前や皆既直後で見られる地球の影の淵付近で,月面が青くなる現象。Turquoise blue= Turquoise fringe; During a total lunar eclipse, most of the light illuminating the lunar surface passes through the stratosphere where it is reddened by Rayleigh scattering. On the other, light passing through the upper stratosphere where the ozone layer exists, which can scatter ultraviolet and bluer light stronger than red light that makes edge of the Earth's shadow bluer. Turquoise blue can be observable just before or just after the total lunar eclipse.
ターコイズブルー「青緑波紋疾走!」 SONY α7SII + 300mm/F2.8レンズ

2018/01/01

月面衝突閃光観測に成功! ふたご座流星群,こぐま座流星群の極大前後に日大-電通大-JAXA/ISASで月面衝突閃光の協定観測を行ない,ふたご座流星群,こぐま座流星群の流星体の月面衝突に伴う閃光の同時観測に複数成功.特に12/22「こぐま座流星群」に伴う閃光は,約5等級と最も明るい部類のイベントであった.今後,詳細解析を行う.現在,汎用の小型望遠鏡(といっても総重量100kg近く)を校舎屋上に毎回人力で持ち上げ,毎回セッティングして観測を行っているが,専用天文台の設置により観測効率(観測可能イベント数と観測体制)が格段に向上して,月面衝突閃光という新しい天文学に大きく貢献することが期待される.

A lunar impact flash related with 2017 Ursid Meteor Shower occurred at 17h33m39.16s(JST=UT+9) on Dec 22, 2017. An example of this event was simultaneously confirmed by the University of Electro-Communications (Prof. Yanagisawa) and JAXA/ISAS. Celestron Edge 1100 (D= 11inch = 280mm, F10) + HyperStar (F2) with Watec WAT-910HX. Copyright (C) Abe Space Sci. Labo, Nihon University.

Information

2019/4/3

JAXA/ISAS超高速衝突実験施設「月面衝突閃光現象の解明」採択(2019年度).

2019/4/3

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置「人工流星源と隕石のアブレーション・プラズマ計測」採択(2019年度).

2018/4/13

JAXA/ISAS超高速衝突実験施設「月面衝突閃光現象の解明」採択(2018年度).

2018/3/26

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置「人工流星源と隕石のアブレーション・プラズマ計測」採択(2018年度).

2017/11/20

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用(「MUレーダーと木曽シュミット望遠鏡Tomo-e GOZENカメラを用いた超微光流星の同時観測 Simultaneous Observation using MU Radar Head-echo and Kiso Schmidt Telescope with Tomo-e Gozen Camera for Faint Meteors」)採択(2017B年度)   

2017/6/1

国立極地研究所 宙空圏研究グループ一般共同研究採択(2017-2019年度)

2017/4/5

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置(アーク加熱風洞)共同利用採択(2017年度).

2017/2/9

世界初!人工の実現に向けて、挑戦がはじまっています。 SHOOTING STAR challenge

2016/9/26

宇宙を学べる大学・天文学者のいる大学2016年版に掲載.

2016/5/27

搭載機器開発を担当している東大-JAXAの超小型(6U-CubeSat)深宇宙ミッション「エクレウス(EQUULEUS: EQUilibriUm Lunar-Earth point 6U Spacecraft)」がNASAの新型ロケットSLS(Space Launch System)初号機の相乗り打ち上げ機会に正式に選定されました.2018年の打ち上げを目指します!

2016/5/17

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用(「MUレーダー・流星ヘッドエコー観測による太陽系ダストのサイズ分布と軌道決定」)採択(2016A年度).

2016/4/26

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置(アーク加熱風洞)共同利用採択(2016年度).

2016/2/18

東大-JAXAの超小型(6U-CubeSat)深宇宙探査機「エクレウス(EQUULEUS: EQUilibriUm Lunar-Earth point 6U Spacecraft)」搭載機器開発に参加(kick-off meeting).

2015/12/01

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用(「MUレーダー・流星ヘッドエコー観測による太陽系ダストのサイズ分布と軌道決定」)採択(2015B年度).

2015/6/16

自然科学研究機構・乗鞍観測所共同利用採択(2015/08/12-08/14 ペルセウス座流星群観測)

2015/6/4

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置(アーク加熱風洞)共同利用採択(2015年度).

2015/5/19

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用(流星ヘッドエコー観測)に採択(2015A年度).

2015/5/14

JAXAはやぶさ2プロジェクト共同研究採択(2015年度)

2014/11/19

京都大学・生存圏研究所MUレーダ・共同利用(流星ヘッドエコー観測)に採択(2014年度).

2014/8/1

JAXA/ISAS惑星大気突入環境模擬装置(アーク加熱風洞)共同利用採択(2014年度).

2014/6/1

国立極地研究所 宙空圏研究グループ一般共同研究採択(2014-2016年度)

2014/4/2

科研費(基盤B・研究代表)採択(2014-2018年度).

2014/1/23

ロシア・チェリャビンスク隕石落下1周年記念研究会のお知らせ

2013/10/12

宇宙を学べる大学・天文学者のいる大学2013年版に「アベラボ」が紹介.

2013/8/8

H25年度・国立天文台研究集会公募採択.

2013/7/7

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